CADベンダー認定技術者資格との連携で設計者能力育成を強化
— SolidWorksとの連携

特定非営利活動法人3次元設計能力検定協会(所在地:長野県諏訪郡下諏訪町、理事長:岸佐年)と、ソリッドワークス・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:飯田晴祥)は、3次元設計能力検定試験とCADベンダー認定技術者資格との連携の第一弾として、SolidWorks認定資格者(CSWP:Certified SolidWorks Professional)に対して、従来3次元設計能力検定協会が実施してきた合計8科目の試験のうち、3次元CAD実技試験部分に対して、所定の手続きで規定の得点(一律120点)を付与することで実技試験を免除し、他の7科目の検定試験(合計500点満点)を受験できる、新連携をスタートする。

従来は、3次元設計能力検定協会の検定試験のみならず全ての公的3次元CAD技術者試験とCADベンダー認定技術者試験は別個に実施されていたが、昨今のCADベンダー側の試験環境や試験基準の変化により、相互に連携することにより相乗効果を得ることが狙いである。

本連携により、3次元設計能力検定協会では、CSWP取得者への得点付与(登録料:2,000円が必要)で検定制度利用者の拡大が期待でき、3次元設計者育成の促進が図れると判断、一方ソリッドワークス・ジャパンではCSWP認定資格者の付加価値の向上やさらなるCSWP取得動機付けが可能となる。今回の協業はその先駆けとして、企業における設計能力評価指針ができ、今後の日本のものづくりにおける人材育成や促進活動が加速することが期待できる。